和楽の結び

lyra2005-11-26

 日本文化とのふれあいの場ー書道家の林泰石先生(http://www.taiseki.jp/)の講演とそのあと、大きな筆を揮って象形文字で「花」「旅」「不動心」などの字を書いていかれた。そのあと、気の研究会や筑前塾の方々による武術演武、琴による邦楽の演奏。最後は、表茶道教室の方々による呈茶。もともと、今回の主宰は、「水の会」ということもあり、当日の人手が足りないとのことだったので、お茶の裏方のお手伝いをする。お茶のお接待が始まる前に抹茶茶碗の確認や下準備の打ち合わせを伺っていたとき、舞台の方から、ポーンとボールペンのような何かが飛んできて、お友達が「今、そこにいない方がいいわよ」とボケーと立ってるわたしを抱えるように場所を移動してくれたので、床に落ちてる物体をよく見たら、手裏剣の黒い鉄の塊だった。勢い余って、武術の実演中の舞台から飛んできたのだけれど、なんだか、めがけて飛んできたみたいにピンポイントの位置で危機一髪の場面だった。ほんの少し、間違えば、危なかったことを知る。親切な友人が「守護霊様、ありがとうございます」と言ってくれたので、本当にそうだと思った。
 後かたずけを手伝って、暗い雷雨の中、車を運転していたら、例によって例の如くの方向音痴の癖がでてしまって迷子になる。夫に携帯で居場所をいうと「まるで反対の方向だよ」とのこと。携帯電話の電池が残り少ないから、あんまり話せないので、「なんとか、帰るから」とだけ言って切る。ようやく無事に家路に着くと、夫が気を利かせて夕ご飯の支度をしてくれていた。感激してると「電話があったときには出来てたよ」というので「まぁ、なんで、言ってくれなかったの?」というと「だって、電池が切れるからって、すぐに切るから、何もいうひまがなかったよ。」「ひょえ〜」って感じ。恐れ入りました。