今こそ意思をもって立ち上がる時

太陽の会」の中丸薫さんのサイト中丸薫のWORLD REPORT(vol.83)緊急特別掲載の中の、『今こそ意思をもって立ち上がる時」というタイトルの中丸薫さんのメッセージを読ませていただきました。「・・・この魔を打ち破るのは、幕末の志士が持ったような揺ぎない意志であり、情熱であり、理想である。あの時代も、一人一人がそれぞれの立場で志を持ち、立ち上がっていった。その結果、最初はバラバラに存在していた思いが、「日本のために」という一点に集結され、不可能を可能にした。そのような強き意志が、今の私達に必要なのである。」というところに深く感銘を覚えました。今は、「日本のために」というところは「地球のため」にあるいは、また、銀河宇宙のためでもいいかもしれませんが・・・

今回、「平和の勝手連」の呼びかけをされた、きくち ゆみさんからは、「平和省会議」の開催されるワシントンに向かう空の上から、「9・11平和アピール」神奈川11区に平和を【報道関係者各位:プレスリリース】 木村愛二への引き続き賛同人の募集と、「平和省会議」の帰国報告会と、デニス・クシニッチ議員とのテレコンファレンス(電話会議)のご案内など、長文のメッセージが送信されていました。転載したいのですが、プリントすると5枚くらいの長文ですので、ご関心のある方は転送いたしますので、DMください。
ここでは、9月9日の「9・11平和アピール」の呼びかけ人のお一人である、日本山妙法寺、ニューヨーク道場の石橋上人のメッセージを紹介させていただきたいと思います。(以下、「平和への勝手連」MLより転送)

石橋さんからのメッセージ
(内容 ) 「平和への勝手連」・『911平和アピール』の発表にあたり   平成17年9月9日

 私達は、来る9月11日に行われる総選挙に向けて、現在の政治状況を深く憂慮する思いから、個人個人の思惑のままに集いました。
ですから、この『勝手連』という名称の『組織』というのもがあるわけではありません。
また、この度の総選挙に向けて特定の政党に関係していたり、特定の立候補者を支援しているわけではありません。
ただ、今日までの政治状態から鑑みて、この総選挙の意味するところは、今後日本が深刻な事態に立ち至ってしまう事を恐れるあまりに、居ても立ってもいられぬ気持ちのままに集まった個人個人です。
しかし、その大きな契機となりましたのは、この国の現首相を選出している神奈川11区より、勇躍立候補された元レバノン特命大使の英断に共鳴して、誘発された結果でもあるのだと思います。
それは、もし日本の国民がこのまま現首相を今回の総選挙に於いても再選させてしまうという事態が起こった場合、かつての60年前のあの悲惨なる戦争体験を再び繰り返してしまう、その戦争放棄への邁進を再び許してしまうであろう事を、心底深く危惧するからであります。その時には、再びこの日本が独裁政治の嵐のままにさらされてしまうであろう事を大変恐れています。
そして、この様な事態は、すでに政局だけの状況に留まらず、それは『司法』の領域までも、その国家権力により『侵食』されてしまっているのであろう事を目の前にしています。
たとえば、この度の政府の決定によるイラクへの自衛隊派遣とは明らかな憲法違反であろうとの市民による訴えを退けました。また、山梨県地裁で審議されていた違憲訴訟におきましては、去る7月26日、国側の弁護士の動機により審議が突然に中断されてしまうという事態すら起きているのです。
この事は、すでに国家権力による『独裁=ファシズム』がすでに行使されてしまっている姿を示しているのではないでしょうか。さらに、この現首相が強力に推進する『郵政民営化』という政策は、『郵貯簡保の340兆円が米国債に流れ、アメリカの戦費として使われるようなもの』というメディアに巧妙に隠された真実があるのです。ただひたすらにアメリカ政権と一体となって進み行く政権である事がこれらで明らかでありましょう。
しかるに、このアメリカによる政策とは、この度のイラクへの戦争を始めるにあたり、イラクへの侵攻理由として列記した事柄は、ことごとく『嘘事』であった事をアメリカ政府が認めています。ですから、この度のイラクへのアメリカによる『侵略』は、今日まで人類が悲惨な体験より導き出されてきた、平和なる姿を保つ為の様々な条約や法律のことごとくを無視して遂行されています。この『戦争政策』により、人間としての最も尊き『倫理性』すらをも否定される事態にさえ至っております。

私はこの様な危険なる日本の進み行く姿を決して黙認することは出来ないがために、集い、歌い、訴え、そして『立正安国』の御祈念をさせて貰っている者達です。

以上は勝手連に参加させて貰っている一個人の見解です。

日本山 妙法寺 石橋行受
合掌