☆モモの家

 ミヒャエル・エンデに因んで「モモの家」と命名されたスペースが、「桃の節句」の日にオープンしたので、出かけてきました。

 マザーハウスのチーフを務める女性は、東チモールの独立問題に意識をもってサポートしていたりチェルノブイリ原発事故で被爆した子供達をボランティアの市民グループを結成してホームステイさせて保養させたり、救援のコンサートを開いたりしておられたのですが、親しい神父さんから「平和というものを、イデオロギーとは別に市民で求めていけたら」と宿題を出されたのがきっかけで、マザーハウスをオープンされたみたいです。
 開店日には、神社の宮司さんを招き神事を行われたというところは、日本の風土の柔軟性を感じました。

 店内のフェア・トレイドの小物を購入したあと、インドのシナモン入りミルクティー、チャイをいただきながら お互いにコンサートなどのイベントの情報交換をして商店街でお買い物をして帰ってきました。 彼女の生き方の真剣さには頭が下がり、いつも、自分の生き方の甘さを痛感してしまいます。