☆葡萄の森

lyra2005-04-13

 たった今、葡萄の森から、帰ってきた。陶芸家の先生が、ほんの少人数の方達を相手に空いた時間、陶作の指導をされていて、先々月に、個展を開かれたときに連れて行ったお友達と、また、知り合いのお友達の2名を、紹介したら、きょうは、その歓迎のためのランチに招待してくださるということで、朝から出かけていた。午前中の作陶のあとだから、ご自宅で用意されているものだとばかり思っていたら葡萄の森のレストランにて、予約が入れてあるのだった。一緒のお友達2人とも、普段着ででかけてきたのだが、古くからの生徒さんの作業中のエプロンをはずされた姿は、お出かけスタイル。先生もいつの間にか、きちんと、靴を履き替えて、奥さんと出てこられた。「あら、まぁ・・・どうしましょう?わかっていたら、ドレスアップして出たのに・・・」「家だったら、モンペでも ええちゅうことかね」とすかさず、ジョークを返される先生とのやりとりに大笑いしながら、6人が車を2台連ねて、森の中の道を走る。今年は桜が遅かったので、桜並木が美しい。ハーブ園やぶどう棚の自然に恵まれた中に高原レストランがあって、高原ランチのコースをいただいた。数年前に陶芸仲間でモロッコや中国に旅行されたときのお話や、なんやかや、楽しい会話を交わしながら、そのうちの3人は、同じ干支だと判明。丁度、BGMで流れていたカーペンターズのカレンの曲が、なつかしい世代だ。レストラン内にある石焼パンや酵母パンのあるパン屋さんでお買い物をする。今回、全員を招待してくださったので、お礼をいうときに、「こんな格好で、来てしまって」というと「今度は、脱いで来て下さい」「は?」
 そこを出たら、食後は、「きらめきパーク」の中を散策しようということになった。ほんとに、冗談がお得意で、パーク内の七面鳥をさして「クリスマス用」だと、いわれるので、「じゃ、あの孔雀は?」と聞いたら「正月用でしょう」とのこと。夫の友人でもあるので、もう、長いお付き合いになるのだけれど、こんなにジョークを連発される先生だとは思わなかった。ご住職のお兄様ともご縁があってお知り合いなので、尚更、おかしくて笑い転げた半日だった。奥さんの方は、「ほんとに、主人が冗談を言ってすみません」と恐縮されていたけれど、もしかしたら、相手をリラックスさせてしまうのかな? 友人2人からは「おかげで楽しかったわ」とお礼をいわれたけれど・・・