☆ディクシャ

 朝、いつものようにお弁当を作り、朝食の準備をしたあとPCに接続するが、立ち上がりが異様に遅い。配達された朝日新聞反日靖国関連の記事を読みながら息子が新聞を手に部屋に入ってくる。彼の歴史認識やメディアの情報操作に関する見解は的確で的を得ていて共感できる。23日に発生したウィルスパターンファイルのウィルスバスターの機能のせいでコンピュータの作動速度が落ちているのではないかと、息子がいう。夫もノートパソコンなので職場から持ち帰りしていて、それが、自宅のランで繋がっている、もう一つのPCにも連鎖しているのではないかというのだが・・・HPで相談にのってくれるサイトがあるらしく教えてくれたが、時間がないのでそのままにして、息子と家を出る。車での移動中、また、駐車場に車を止めてから、駅の改札を出てプラットホームまでの階段を登り通路を歩くまでの間、父親では相談に乗れない秘密の会話。息子は上りのホームへと向かい、親子で東と西に・・・ホームに列車が入るまで腰をかけていると、反対のホームには、キリリとしたスーツ姿の青年。わが子なのに、ちょっと新鮮な印象でまぶしかった。息子も気がついたのか、手を振ってくれている。大人になったのね。
 新幹線に乗り換えて、また、JRに乗り換えてそこからは、タクシーを飛ばして会場に向かう。10時開始だが、遅れて入室すると、すでに始まっていてCDから流れる音楽にあわせて、皆さん、瞑想されていた。途中で、不具合がおきて、CDが止まり、あとは、静流さんの肉声によるマントラの誘導。そのあと、お話があって いよいよ、ひとりひとりにアチューンメントされる。ディクシャというのは、サンスクリット語で「伝授」という意味だとか。自分の番が廻ってくるまで、横になって寝ていると、合図があって上体を起こして座る。アチューンメントが始まると暖かいエネルギーが流れてきて、アマテラスとキリストの意識の融合を感じた(というか意図したというのが正しいかもしれない)これから、アセンションゲートが開くのだ。待ちに待った瞬間。幸せな感覚が身体を走る。全員にエネルギーの注入が終わったあと、八田さんのお母様の作ってくださったオニギリや竹の子の煮物やお漬物など簡単なお昼が用意されていて歓談しながらいただく。ほんとうは、終了後は沈黙を守るのが良いらしいのだが、それでは、やはり、コミュニケーションがとれないので、静流さんを中心にいろんなお話をする。
 『光透波』と「ワンネス」の2冊の本にサインをいただく。「めぐり会ったことに感謝。黄金時代に向けて一緒に歩みましょう」「がんばらないで、リラーックス」というメッセージを2つ書いてくださった。後者のメッセージには、周囲の何人かが信じられない!リラックスしてるのにという反応で、軽いどよめきがおこる。すると「がんばっているわよ」と静流さん。この頑張るとか、頑張らないというのは、努力するとかしないとかというのではなくて、もっと、自分を明け渡すという意味なのだろうと解釈した。静流さんは、想像していたよりも大らかで無邪気な感じがして、頼りになる素敵なお姉さんという雰囲気だった。自分の歩む先の素敵な人たちが同性の女性である場合は、特に嬉しい。年を取るのも怖くない素敵な年輪に思えてくる。ケビンこと中西研二さんの物まねをされたり、静流さんってユーモアたっぷりで可愛かったなぁ〜
 帰りは、4人で車に乗り合わせて仲良く語らいながら帰宅。思ったよりも明るい時間に帰宅できて、夫と夕ご飯。といっても、夫が作ってくれておいたすき焼きと竹の子やレンコンなどの根菜の煮物に火を入れただけという、今夜は ちょっと、手抜き。すき焼きのお肉は、相変わらず、食べれない。
 ディクシャのせいか、軽い頭痛というのか、身体が少しボーっと熱っぽい感じ。別れるときに、「変容を楽しみましょう」と、自分から言ったあとで「もう、変よ〜」って(笑)冗談を言ったばかりだったのだけれど、今後の変化が楽しみ!