ディジュリドーのコンサート

昨夜は、ひびきの森さんで、Toshi小島さんのディジュリドー(アボリジニの楽器)を中心にしたホームコンサートを聴いてきた。ディジュリドーという楽器は、これまでにも、アボリジニの部族の方々の持ってこられたものや、ヘンプカープロジェクトのときのコンサートのときなど、何度か見てきたが、今回、まるで、さだまさしの再来かと思えるような軽妙で知的ユーモアを交えたToshiさんの数々の楽器の紹介や歌、また麻衣による舞とのコラボレーションは素敵だった。楽器といえば、ギタレレ、ネイティブアメリカン・フルート(ダブルフルート/フォーチェインバーフルート)土笛、それから、七海さんのピアノなど、様々の楽器のオンパレードで、飽きることなく楽しめた。また、「いただきます♪」という歌のときに、「いただきます」には、宗教的な背景からではなく、3つの感謝の意味がこめられている。それは、これから、いただく食べ物の命に対しての感謝、自分の命ー両親ー先祖への感謝、材料を作ってくれた人、車で運んでくれた人などなど、名前を知ることもない人たちへの感謝がこめられていということで、食事の祈りというだけでなく「世界平和」の祈りなのだと・・・Toshiさんのトークには、さりげなく、なにげなく、とても深い内容が込められていて、それは、ある意味、教育者の素質をもつ方のお話風でもあると感じたのだが、あとで、夜空の下でお食事しながら、政治・経済、世界平和、はたまた、自我・人間形成のお話など対話させていただく中でもそれは確認できた。新しい次元の意識で生きておられる方だなと感じた。自我の壁がとっても薄いのだ。もしかして、スターピープルかな?とも思ったけれど、言葉にはしなかった。
 ところで、麻衣の舞を踊られた佐野さんという女性は、3年前にヘンプカー・プロジェクトのときに、ご縁があってお出会いした方で、今回も新月の夜を迎えるにふさわしい素晴らしい即興の舞だった。その日、手作り家具職人のパートナーのご主人も来られていて、久しぶりだった。中山さんの消息などご存知かと思ったけれど、連絡ないみたいで、一体、どうされてるの?と、幾星相の転生を共にした仲間のことを思った。