ピク・サン・ルー

lyra2006-02-19

 朝、仏蘭西からスカイプが入る。向こうは18日の夜で日本人留学生を数名招いて一日早いお誕生会を終えたところだという。ロースト・ポークの塊をスライスしてパン粉はパンで生パン粉を作りオリーブオイル(勿論、エキストラ・バージンのもので75clが4ユーロくらいとか)で揚げたらパリっとした仕上がりになったという。(オイルの後始末をするのに「固めるテンプル」が必要だったわけだ)付け合せは、キャベツの代わりに白菜のサラダで、これが、また美味しかったとか。パン粉は、向こうでは売っていないということだったがパンで生パン粉ができるとや、また、オリーブオイルは、こちらよりも安く入手できるらしいので揚げ物にも使えることなどは事前に伝授したのだったが、そのうちにワインについての彼の講釈が始まった。スーパーなどで売っているものではなくて酒屋さんに行き「ご飯と肉料理に合うもの」ということで選んでもらったのが南仏ラングドシャ地方の畑で栽培された葡萄からできたピク・サン・ルーだそうで薄いというか軽い赤色で肉料理といってもトンカツのようなものにでも合うのだそうで好評だったとか。残念なのは彼が父方の遺伝でアルコールがダメなこと。ワインは飲む30分〜一時間前にカラフという広口瓶に移し変えて空気に触れる面を多くして酸化させるのだそうだ。ワインというのは開封したら、その日のうちに飲むものでお母さんのようにずっと置いていたら、酢になってしまうよ(笑)ということだったけれど他に飲んでくれる相手がないんだもんね(笑)ワインは、AOC(アー・オー・セー)のマークの入ったものが安全だということだが、日本で購入する輸入ワインは、皆その基準をクリアーしたものだということ・・・つまり、現地にはいかがわしいのもあるということだった。