☆その翌日

 さらに、その後、J子さんと電話で連絡がとれてわかったことは、なんと「冬ソナ」「ホテリアー」「パリの恋人」の3つに関しては、貸し出し用とは別にDVDの韓国で発売の保存版があるのだということ。
「な〜んだ、きのうは、冷や汗かいたわよ〜」
「早く、電話してくれれば、よかったのに」
「だって、お留守だったじゃない」
「あ、そうか(笑)」

 いやはや、ヨン様ファンもここまで昇華されたら、天晴れというのか、彼女は、たしか毎週、火曜日の夕方は、ハングル講座だったような・・・一連の韓流ドラマに関しては、なぜか、主人公の女性がお熱の男性よりも、そうじゃないライバルの方の男性の方が、個人的には好み・・・名前が、なかなか、でてこないんだけれど・・・たとえば、冬ソナだったら、ヨン様じゃなくて、パク・ヨンハだったり、ホテリアーだったら、ヨン様じゃない方の総支配人の役をやった人、パリの恋人では、渋い叔父様で兄役のパク・シニャンの方じゃなくて、傷ついてしまった甥で弟役のイ・ドンゴンの方だとか、なんか、強い役柄の人じゃなくて陰にまわってしまう人の方に惹かれてしまう。なんていうか、独占欲が強くて男権的で支配的な人は、苦手なのかもしれない。理想主義的かもしれないけれど、本質的な部分で博愛主義の人が好き。だから、昔から、恋愛は苦手だった・・・一人だけ愛するなんて、そんなちっぽけな愛じゃなくて、もっと、神様みたいな崇高な精神的な愛をもっている人がいい・・・夫は、かなり、合格点に近いかも〜独占して縛らないところが素敵!うきゃ、のろけてしまったわ〜ごめんなさいでした(笑)