現實(アミ)

透波の講座の方に(フォローアップのお勉強会とは別の)久しぶりに参加。3人で電車で出かけることにする。お昼のランチを、こないだの明治維新の志士たちの写真のあったお店の話をしたら興味をもたれたので案内する。きょうは、注文をとるのも運ぶのも女性の方でマスターは、カウンターの奥のキッチンで忙しそうな様子なので声をかけにくくて、ずっと、手があきそうになるまでタイミングを待っていたら、とうとう、ランチのあとのデザートもコーヒーも終えてしまった。ありゃま、どうしましょ・・・せっかく、本を持ってきたのに・・・と、思っていたら、ふと、手を休めたマスターと視線が合った。「こないだのお客さん?なんか、横顔が似てると思って」と声をかけてくださってこちらのテーブルまで近ずいてくださった。たま出版からでている松重楊江氏の『歴史のタブーに挑戦した男ー明治天皇は刷りかえられた』という本をバッグから取り出して見せたら、さすがに、神妙な顔つきになられた。「明日、この方の講演があるんですけれど・・・」「うーん、店を休むわけにはいかんし」「そうですよね、でも、こないだの話、根も葉もない話じゃないということだけは、わかってほしくて、こういう本もでてることをお知らせしたかったんです」マスター、きょうは、とても静か。お勘定をすませて「また、来ますね」というと、嬉しそうな表情で「また、いろいろ、教えてください」と言われたのには、ちょっと、驚いた。つい、おとといの日曜日には、「そんなことは、ありえん!あってはいけんことだ!」と、M子さんを相手に それは、すごい勢いだったのだ。歴史物の本をよく読まれていることもわかったし、マスターが、とっても良い人であることは、雰囲気やお顔に現れていて、自分の心の中では信頼していたのだったけれど、気持ちって通じるのだなぁ〜って思った。
 光透波の講座の、きょうの内容は、「言と数」で、おさらいになってよく理解できた。日本語を話す日本人の場合、母音を左脳(言語脳)でとらえる民族なので、川・鳥・雨音といった自然の音を言語と認識し、自分と自然が対立的関係になく調和的構造をもつ関係だということは、とても納得ができる。講義全体の中では、實体が現われた世界が現實(アミ)=網(モ)=母となり、現実こそ母という読み解きができる。それから、光透波でおもしろいのは、天の親である父母の父ではなく母の方に数の法則があるとしているところだ。これについては、おっさんの「究極の解答」との見解と真反対でどちらが、正しいのかはわからないので、割愛させていただくとして、「自分の生活を宇宙意識に照らしてエンジョイする。この3次元の中にすべての次元の意識がある」というのは、実に納得ができた。だからこそ、今茲(NOW HERE)で、過去・現在・未来は同時存在するといえるのではないだろうか。講師の八田さんは、もともと、科学畑の専門だから、宇宙が発電機、絶対磁場になっていて、絶対磁界と無限電流の関係をコイルに流れる電流を例えて説明してくださった。精妙な人の波動は細かいので、蜜にコイルが巻いているほど電流=エネルギーが流れやすいのだといわれた。電磁誘導が生命の中で起こっているのだ。この場合、蜜なコイルを巻いているのが絶対磁界で天命ということだ。そして、荒いコイルは自我の方だ。きょうは、広島から、中西さんの講演会のお世話役をされてインドツアーにも参加されたことのあるOさんという女性も初参加されていて、こないだは、司会進行をされてる最中だったから、ご挨拶しそびれて早く帰ったけれど名刺交換したりしてお話ができた。帰りの高速のバス停がわかりにくそうだったので案内方々、アトリエKの場所だけでも教えてあげたいと、ふと思いついて回り道して5人で覗いてみたら、なんと、八田さんが先着で、おまけに、月初めの5の日までしかおられないと聞いていたT先生までおられたので、お仕事日じゃない先生から、皆でディクシャを受けることができた。直感が働きやすくなってるみたいで、いろんなことが加速してる感じ。こないだ、広島で日傘を忘れてしまって、Mさんがそれを届けにきてくださるということもあって、久しぶりに参加したけれど、なにもかも、意味のないことはないという意味ずけをして楽しめた。