歴史の真実

きょうも、朝から出かけていた。高台にあるYHの研修所は、初めて訪れたが、まるで京都にあるお寺のような風格のある建物で、中は、さすがに「お掃除の会」の方々によってピッカピカに磨きがかけられている。坂下真民さんの書や、明治維新の志士たち、徳川の幕臣たちやフルベッキ博士親子の映っている例の写真など見ているうちに、総勢20名近くの方々がお集まりになって、いよいよ、松重さんのお話を伺うことになった。新しく本も何冊かでていたので購入。80歳とは思えないようなパワフルな情熱というのか、途中で「後醍醐天皇」の御陵のある場所に関して、知っている内容と違っていると思ったので質問したら絶対に譲られなくて、間違いだと叱られてしまった。竹内文書や秀真伝に関しても偽書扱いだから歴史観に関しては多いにズレを感じつつ、また、おっしゃることに反発を感じることが多々あったにもかかわらず、吉田松陰先生の教育者としての生き方に涙ながら話されるお姿をみて、少し感じていたネガティブな感情がきれいに流されていった。反発する部分と共鳴する部分と揺れ動きながらの強烈な出逢いにご縁を感じてしまって、夜は、中学生のクラスがあるから早く帰宅しないといけないのに、時間の許す限り、2次会までおつきあいした。途中で抜けるときは「また、逢おう!」「今度は、もっと勉強してきますからね!」とお互いにさわやかに、挨拶できた。久しぶりにSさんと出会えたのも嬉しかったし、お名前だけはA氏から伺ったことのあるMさんという超魅力的な女性とも知り合えたし、行き帰りの道中、IさんやOさんとお話できたのも楽しかった。もっと、書き留めておきたいことも山ほどあるけれど極秘の内容もあるし、明日のA’2研修に備えて、これ以上時間もとれない。この最近、家を明けてばかりで、明日の研修の準備を何もしていない。予習をしてなくて授業中、指名されないようにとオドオドしてる生徒の心境だ。だからといって、きょうの会で一日、時間を使ってしまったことは、後悔はしていないけれど、なんて、欲張りな毎日を過ごしているんだろう。時間がもっと欲しい。