パワフルな人たち

FFのメンバーによる英会話のレッスンが、6月から、また新規に開始されるというのでお誘いを受けて参加してみる。メンバーは、10人くらいで顔見知りという感じの方が多くて和やかなムード。先生は、ジェニファーさんというアメリカ人女性で、ジェーンと呼んでほしいということだった。つい最近は、お母さんが来日されたので、広島や京都の観光に高速道路を車でぶっ飛ばして案内されたということだった。日本人のメンバーの内の3名はこの8月はラトビア〜ロシアに渡航される予定らしくて、パスポートや国際ライセンスの切り替えの話題でもちきりだった。皆さん、パワフル〜! 新しいメンバーには、この3月、カナダのカルガリーに3年いて帰国されたばかりの方がいて、日本の小学校に比べて就学時間の短いカナダを子供さんが懐かしがっているということだった。授業の内容も暗記中心の日本の教育に比べると自由で、ディヴェイトの能力や独創性/創造力を伸ばすという方向でカリキュラムが組まれているとのことだった。それにしても、朝9時に始まり、午後3時には終わるカナダの小学校って良いな〜他にも、さまざまな話題で切れ目なく会話が続いた。日本の伝統的な、歌舞伎や相撲の話題になったときに日本の芸能を身につけようとしたら鑑賞するだけにしても、とても、お金がかかるといわれたことに端を発して、ある方が、日本では、華道にしても言葉で伝えないで、弟子は、先生の手振りを見ることによって暗黙のうちに習得していうというような伝統があるといわれていた。そのとき、言葉や文字による限界というものを日本人は、古来からわかっていたから、あえて、そういう方法を選んできたのかもしれないと思った。言葉も文字も概念でしかないのだ。いくら、言葉を重ねても真理が伝わるとは限らない。最近、「悟り」にフォーカスしているとマインドがスローダウンしてきて言葉での理解に疑問を感じてくるようになった。活字中毒で言葉での表現にこだわる方だったのに面倒くさいという感じがしてきている。
 一時間半のレッスンのあとは、近くの官庁の食堂にてランチ。そこでは日本語で会長さんに関する話題で盛り上がっていた(笑)ていうか、みんな困っていた。そのあとも、会員のお宅で会合があるらしかったけれど、買い物など用事もあったので失礼した。
FFのメンバーは、なんていうのか身元がしっかりしていて、この3次元レヴェルでの善悪や常識がそのまま通用する恵まれた良い人たちの集まりで、そのまんまの自分でいても、楽だし、さわやかで居心地がいい。なのに、魂の奥底では、それだけでは物足りなくて、随分と、遠くへ魂の旅をしたもんだと、この何年間かを振り返ってそう思う。「ラトヴィア、一緒に、いかない?」と声をかけられても、行きたい所は、もっと他にある気がするし「ダメよ、子供のことばかり、考えていたら。自分も遊ばなきゃ」と言われても、充分、好きなことしてるしなぁ〜と思う。やっぱり、アタシって変わっているのかしらネェ〜
愛読書である、アドベンチャー・ミステリーの主人公、ミセス・ポリファックスのガーデンクラブをふと思い出した。日頃は、そうやってゼラニウムを育てたりなんかしてる彼女は、ある日 CIAの秘密諜報員にボランティア志願して、国際的な大事件を解決するのだが、そのミスマッチ加減が、なんとなく符号しておかしかった。FFのメンバーに「アセンション」といっても「イエスの昇天?それが、どうかしたの?」って言われるのがオチだろうなぁ・・・