靖国神社

仏大使館にビザの申請のために東京に行っていた息子が、神戸に戻ったらしく携帯電話があった。27日に期限切れのパスポートを作り変えたのが届くのを待って、その日の午後に出て、一泊して、翌日の午前中に大使館に行き、午後からは、高校時代の親友でIH○に勤務している友人が有給休暇を取ってくれたらしくて、2人で観光して歩いたらしい。なんと、廻ったところが、靖国神社というから、さすが、あの2人だと思った。高校時代に三島由紀夫に出逢い、それまでのテニス少年が、一転して、文学に開眼した記念すべき時期に出逢ったY君というその親友は、飛行機が大好きでパイロット志願だったけれど、眼がひどい乱視で、あきらめざるを得なかったのだが、大学に入ってからも、何度も挑戦していて、就職してからも、社会の歯車になりきれず腰は落ち着かない様子なのだが、院に進学して今だにすねかじりの息子に比べたら、社会人には違いない。1,5倍くらいに、体格が良くなっていたらしいから、2人が歩くと、やっぱり、ボディガードって感じだろうな(笑)靖国神社にお参りする前には、母方の実家にも電話を入れて、祖父母を喜ばせるところなんか、なかなかの気配りというのか、これは、あとで何倍ものお餞別になって返ってくるんだろうなぁ(笑)息子にとっては、初めての靖国参拝。思っていたよりも「少し」大きな神社で(さすが国家が保護している感じがして)中国・韓国がいろいろ言うのも無理ない気もしたと言っていたが、国の英霊を国家が手厚く祭るのが何故、悪い?内政干渉じゃないかと、ついつい、ナショナリズム的国家意識が顔を出してしまう。このあたりの外交問題は、わかりませんね〜と思っていたら、


=これからの国際人は、戦没者の方々へ追悼の意を表したいという国民感情はさておき、「近隣諸国への配慮」せねばならないそうですから、あまり堂々と公表してはな
りませぬ=
というコメント付きで、不謹慎にも「菊のご紋」の前で撮影したという写真を早速メールにて送ってくれた。息子の方が、余程、バランス感覚良く、成長しているのを感じて安心した。