アイスクリームは、ケビンのおごり!

 それにしても、ケビンが近くだとありがたい。天ぷらがでてきたら、油を抜いて軽やかな味にしてもらえるし、アイスクリームのお味だってまろやかになる。
 夕ご飯のときに、お隣だったから、一緒に参加したHちゃんが、その日、お誕生日だと伝えたら、アイスクリームを彼女だけでなく、みんなにもおごってくれた。これは、彼女、一人のつもりだったケビンに向かって「中西研二のケチー!!!」と、叫んだ女性ディクシャ講師のお陰によるもので皆が恩恵に浴したのだけれど、あれは、ジェラシーに違いない(笑)ケビンは、もてるんだなぁ〜と思った。素直に感情が出せる彼女は、さすがに悟っていると本気で思った。そのあと、彼女から単刀直入に話題を振られてさすがのケビンも、た〜じたじって感じだったけれど(笑)本では、読めない場面だったなぁ〜(笑)
冗談は、さておき、セミナー終了後は、お泊り組みの皆で「ブラザーサン・シスタームーン」のビデオを見た。随分、古い映画でなつかしかったけれど、ケビンは、「かみさんと見た」といわれていた。その映画の最初のシーンについて「これが、彼(聖フランシスコ)にとっての、サムスカーラ・シッディになるんです」といわれた。
 若き日のケビンを感動させた映画は、「ブラザーサン・シスタームーン」だということは、本にも書いてはあった様な気もするけれど、身近で解説(途中からは、ハーレム・ヒーラー陣による治療により中断)をされると、また一味、違う印象で、こういう映画に涙して、何百回も見たというケビンは、本物だと思った。「中西さんの原点は、この映画なのですね?」いうと「いや、原点は、チャップリンです!」と、横臥したまま、お返事が返る。そっかー! それはそうと、ふと、ケビンの身体を先ほどから、足の腹でヒーリングされている女性の服装に目がとまり、たずねたら「うさと」のお洋服だった。ケビンのお洋服もそうだった。それが、きっかけで、「ひびきの森」さんや、のこちゃんの話題になった。彼女が、ようこママさんだったんだぁ〜みんなつながっているんだなぁ〜今回、出かける直前に、「ひびきの森」さんから、中西研二さんのヒーリング会のことについて感想を聞かせてくださいというメールをいただいていたばかりだったのだ。「けして、股下45センチなんて書かないでくださいね」とケビンから、念を押された。なのに、「皇帝ペンギンさん、お休みなさ〜い」と言って、ハーレムを後にして、その夜は、Hちゃんと早めにお部屋に戻ってお風呂に入って寝た。その前の日、3人で盛り上がりすぎて、翌朝も、出発が早くて寝不足だったからすぐに眠れた。明け方近くに、お隣の部屋からは、大きないびきが聞こえて、たぶんそれは、ケビンに違いないと思って目が覚めた。