日本の海苔

lyra2005-09-22


昨夜、また「お願い」というタイトルで息子からのメールを受信した。
「ホームステイ先のマダムが日本の「海苔」をほしがっています。
彼女曰く、手巻き寿司を作る際、日本の海苔が最高なのだとか。
こちらで1度その手巻き寿司を食べました。

以前、日本人の留学生が送ってきたのがもう一袋しか残っていない
こと、そしてフランスの海苔はまずいことを嘆いています。

ですから、もし良ければいくつかここトゥールに送ってくれませんか?

彼女がほしがってるのはスーパーに置いてあるふつうの海苔ですよ、もちろん。」

最初、居心地の良いステイ先だとの第一報を受け取っていたので、ステイ先のホストファミリーには、良い方と巡りあえたことに感謝していたのだったが、このメールを読んだだけで、そのマダムの心配りが手に取るようにわかったので、何がなんでも、送ろうと思い、スーパーと、郵便局を奔走した。海苔だけ送るのも、殺風景なので、国際交流の会で和紙人形を教えておられる先生が、皇太子様&雅子様の御成婚を記念してデザインされた「男雛&女雛」のセットになった壁飾りの作品を自分で手作りしたのがあったので同封することにした。息子が渡仏する時に持たせたいと思って、早くから余分に2つ準備していたのに、男の子というのは、こういうものを見ても興味を示さず、荷物になるからと置いていってしまっていたのだが、、マダムに母親の感謝の気持ちが、少しでも伝わればと思ったのだ。それに、メッセージをフランス語で書こうと思って、息子にメールを出したけれど返事が来ないので、どうしたのかと思ったら、南フランスの方に10月からの宿を探しに出かけているはずだと夫から聞かされた。いつも、それぞれの親にバラバラの情報を流している子なので(笑)照合しないと、様子が掴めない(笑)郵送料は、ちょっと高くつくけれど、EMSだと一週間くらいで届くらしいから、連絡を待つことにした。