フランスから・・・・

lyra2005-10-06


自宅の2階にある息子の部屋の机の上に置いてあった本

『感情教育』歴史・パリ・恋愛 (理想の教室)

『感情教育』歴史・パリ・恋愛 (理想の教室)

を読むともなく読んでいた。

 メールがもどかしいので、携帯電話に連絡を取ると(電話回線は、まだつながっていないから、メールもネットカフェからなので)
フランスでのストライキのこと、ようやく、部屋を借りることができて住居証明が得られたこと、大学の入学許可の手続きが難航してること、教授に面会できて事情を話すと「君は、意地の悪い事務官にあたったね」とのことらしい。銀行口座の開設の行程が、また、ややこしいらしい。

 フランスでの彼の身分は、現在、旅行者であって学生ではない。そのことに、かなりの苛立ちと屈辱感を味わっているのかもしれない。学食も利用できないということらしい。パリの憂鬱ならぬ、モンベリエの憂鬱か(笑)
楽しめばいいのに・・・
部屋の写真を送ってきていた。大家さんは、良い方のようで、息子さんがヴァカンスでパリから帰ってきてて、同じ年くらいなので何かと相談相手になって大学の中を案内してくれたり親切にしてくれてるみたいだ。女の子だったら、ちょっと心配だったかな?
 家具付のお部屋、白い家具はなんとも華奢でたよりない感じだけれど、彼の華奢な体格にはぴったりかもしれないなぁ〜三島由紀夫が笑っているぞぉ〜

 白いテーブルの上を見ると、肌身離さず身につけるお守りにと思ってもたせたブレスレットが置かれている。なんだか、嬉しかった。