なつかしきNeighbors

以前、御近所に住んでいたアメリカ人の御夫妻から、新年のごあいさつのカードが届く。家の息子達と、そこのお宅の末娘さんが同じ幼稚園に通っていて、3人を連れて、幼稚園の送り迎えをしたなつかしい日々が甦る。丁度、その頃の年齢の女の子が着物姿で神社で手を合わせて拝んでいる写真が、とても無心で可愛いと思ったら、プロカメラマンになって、アエラに写真がでていたり、『英語で阪神タイガースを応援できまっか?』だったかな?そういうタイトルの本を出版した、長男のシャノン君の娘さんなのだった。バハイのパイオニアのファミリーとして、来日した彼らは、日本人の感覚からすると、まるでピルグリム・ファーザーズが宣教の志をもって伝道するような感じで、日本語及び日本の文化を受け入れておられるようには思えなかったのだけれど、シャノン君は、日本人の奥さんと結婚。その娘さんの七五三のお参りの着物姿の写真が、当時のエダナちゃんとオーバーラップする。マリリンが、写真の裏に英語でいろいろと書いてきてくれて、本当になつかしい。日本の文化を、こういう形で受け入れてくれたんだなぁと思うと嬉しい。
 夜になって、フランスの長男と帰省中の次男がスカイプで会話。長男の方は、きょうから大学が始まったらしく、年末に日本から、次男がユニクロで選んでEMSで送ってくれた下着や靴下などの衣類が、今回は、予想外に早く届いたとのことだった。兄弟2人とも、ニートやフリーターにならないように気合を入れて頑張ろうと話したみたいだ。「そういえば、エダナちゃんが、英語をしゃべったの聞いたことないよなぁ」現在、SF在住の次男のブリン君には、数年前にスコット・マンデルカー博士の2日間セミナーを地元で開催したときに、同時通訳をお願いして本当に流暢な日本語の通訳をしてくれて、最初、予定していたプロの通訳の方のドタキャンのピンチを救ってもらい今でも感謝しているけれど、考えるときは、日本語で最初に考えると言っていた。こういう次世代の活躍が、すこしずつ、礎となって世界に平和が広がっていくのかもしれない。