ナルニア国物語

 神道国際学会「森に棲む神々」http://www.shinto.org/isri/jpn/10thseminar.htmlに参加する予定を見合わせて大人しく静養していた。その代わりというわけではないけれど、午前中は京都の友人と午後からは東京の友人と電話で話をしたり、ナルニア物語の予告編とでもいうべきC・Sルイスの生涯をまとめた「ナルニア国物語のススメ」というDVDを見たりした。ナレーションの英語は、とても、美しいブリティッシュ・イングリッシュで何度聞いても耳に心地よい響きがする。
 昨日は、雨の中、次男の運転してくれる車で遠出をし、風天百姓画家の北原慎二さんの個展へ・・・個展に出向くのは、これで、3度目で慎ちゃんからは、皆勤賞だと誉められた(笑)
 今回は、主催が、下関在住の建築家で大学で講師をされている鳥居健三さんという方で、その方が、設計されて改築された再生民家がその会場だった。高杉晋作ゆかりの東行庵の近くということだったが人里離れた本当にわかりにくい場所で、雨だということもあったけれど視界がわるくて、あやうく山道の中に迷い込みそうだった。ともあれ、無事にたどり着いたら、慎ちゃんから「はぁちゃんという、ニンジンがなくても、ボクだけの単体でも来てくれたんですね」って、訳のわからない歓待の言葉だった(笑)民家の2階では、つい最近、ケーブルTVで放映されたばかりの20分ばかりの録画を見せてもらったのだが、最初に大内氏縁の山口の水墨画家、雪舟の映像が流れ、その500年後に、和歌山県から、放浪画家の北原慎二が登場するという心にくいばかりの演出で、慎ちゃんがミニ雪舟で、月一万円で一軒家を貸してあげてる家主のはぁちゃんは、大内の殿様という冗談みたいな素敵な番組で多いに楽しめた。設定は、冗談にしても(笑)映し出される山口の映像は、さすが、小京都を思わせる名場面というのか風景ばかりで、一の坂川が、鴨川だったり、どこまでも、心にくい演出の数々で、19日の京都会館でのセミナーの前日は、上賀茂・下鴨神社に参拝する予定だったので、京都に行った気分になった。次男は、絵を描くのが得意というのか、その道に進みたいという風にちょっとでも考えたことがあるので慎ちゃんの水彩画や伝記やデッサン帳を丹念に見ていた。言葉での表現の限りをつくす社交的な兄とは、対照的な内向的で静かな弟。彼なりの観察の機会になったことだろう。
 昨日は、その帰りに、レンタル・ビデオ店に回ってもらい、「ナルニア物語」のDVDを一軒目で探したけれど見つからないので、諦めようとしたら、もう一軒回ってくれてイギリスで放映されたドラマ3巻と「ナルニア物語のススメ」(C・Sルイス物語)というDVDを見つけることができた。ドラマの方は、1,2がなくて3だけだったので、「ススメ」を借りた。「ススメ」の中で予告している、映画化予告の話は、ディズニー制作の「ナルニア国物語ライオンと魔女」として実現して、今、上映中なので、近いうちに見に行きたいと思っている。

  *嬉しいニュース*

皇太子さま;「江戸と水運」を講演、世界水フォーラム(メキシコ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20060318k0000e040021000c.html

皇太子さま;マヤ文明の遺跡を見学
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY200603190154.html