エイプリル・フール&ザ・ライオン

lyra2006-04-01


 いつも、ファンタジーな多次元の現実に偏りぎみのブログなのですが、ちょっと、今の現実の日本の政治の方向、足元の危機にも注目してみましょう!ということで、少々過激な現代版「直訴」を今朝いただいたメールから転載させていただきたいと思います。 石橋上人とは、昨年の夏のストーン・ウォーク2005の平和行進の時に、石(意志?)のとりもつご縁とでも申しますか不思議なる出会いをしたのですが、その行動力、魂の純粋さには、いつもいつも驚かされます。こんな救国の志士のような人が、現実のこの世界に生きておられるということに自分自身の地に足のつかない生き方を反省させられたり、また、清清しい勇気をいただいたりします。石橋上人のことは、ミュージシャンのZAKIさんのブログ野生化の時代 ZAKIのblogにも登場されたりしています。

 最近、見た映画「ナルニア国物語」の舞台を彷彿とさせてくれる冬景色の中に凛として佇まれているお姿からは、身体全体から光が放たれているような感じがしたものですから、桜舞う季節には、ちょっと、似合わないかもしれないのですが、写真の方は、ZAKIさんの日記から転載させていただきました。光と同時に闇も知った者の、人類への愛ゆえの深い哀しみというのか、そんな印象を受けました。
 
 エイプリル・フールのフールにも様々あって、石橋上人のように魂の覚醒された方は、このような御時勢にあって覚悟の上での道化(御本人は、いつもドンキホーテとおっしゃっていますが)を神遊びとして演じておられるのでしょう。ロシナンテにもなれないワンダー・リーラは、この勇気ある獅子(ライオン)に、こころからのエールを送るとともに、ただただ、神芝居の舞台の袖から静かに見守らせていただきたいと思っています。


  以下転載

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サクラ 舞い


サクラ舞う 姿を誰が 思うとぞ イラクにいる 人のこころに

慟哭に 満たらしなかに つどうるか はてしなきへの 悪夢のはてに

一時の 猶予なるやと 思いにし 慟哭こそが 午後をもみたし

『 あいつら 』 と 叫びし言葉の こころの中を 何が変えしか 同胞たちを

忘すろうと 思いいたれど 忘れじと 秘そむこころの 思いへのはて

崩れ落ち 慟哭満たす 午後の陽に 叫びあぐるか 神へのいたみ


・・・・

だから、誰が民主の誰たるが、こんなイラクの人々の 『 叫び 』 たるを聞くのだろうか。

あるいは、それは自民や公明の人たちだって。

だから、そんな事なのだから、ついに 『 直訴 』 に踏み切ったのです。

今の、お上の国会へ、そうして提出した直訴が 『 要請文 』 でもあるのです。

そうして提出してきた、請願文と要請文を、衆院議長や共謀罪を討議する、33名に渡る法務委員全員へ、30日に届けて来たのです。

そして以下はそのコピーです。


平成18年3月30日
衆議院 議員 法務委員会 委員長 石原 伸晃 殿            


  『 組織的な犯罪の処罰、及び犯罪収益お規制に関する法律の一部改正』

        (共謀罪)法律案の反対を求めることに関する要望書

         

                           

  要 望 書

『 組織的な犯罪の処罰、及び犯罪収益お規制に関する法律の一部改正 』
共謀罪)法律の反対を求めること関する要望

一、 要望 事項

   この度の共謀罪への審議を進めるにあたり、以下の事を要望致します。

この度の共謀罪審議への契機ともなりました、あの2001年9月11日の『 同時多発テロ 』と名付けられた事件への、正しき認識をしていただく事。
 
その認識に立ち、現米政府による、危険なる戦争拡大政策からの逸脱を計る事。

その為に、共謀罪法案を廃案へと導いていただく事。

二、 以上の事柄を決定していただく為に、いくつかの資料を同封致します。

先の「9・11の真実を求める学者たち」(Scholars for 9/11 Truth)が「国際的共同体による検証と公開を要求」との声明の翻訳文。

ペンタゴンが旅客機によって突入したとされる、事件後の公開写真三枚。
その写真には、そんな大きな航空機が突入したとする形跡は見あたらないのです。

9.11事件の起きた3周年にあたる日に、米国における有識者たちによって、開かれた、シンポジュウムの様子を記録したDVD。
 
 以上、提出させていただく、これ等の資料と事実の指摘の中に、とても大切な『 真実 』が語られているのだろうと思っております。

三、 要望趣旨

   我が日本国は、去る60余年前に、治安維持法、あるいは国家総動員法などの法律の施行により、悲惨なる戦争を体験しました。
それは日本国民のみならず、幾億人という世界の肉親、兄弟、知人たちが、犠牲となり、その中に生き残った人々も言語に絶する苦しみに打ちひしがれました。
今後、その様な事が再びくり返されない為に、今国会において提出されております、
『組織的な犯罪の処罰、及び犯罪収益お規制に関する法律の一部改正』(以下、共謀罪として記します)法案の廃案を以下の理由によって決断されます事を要望する次第です。   

まず、この共謀罪法案への形成過程を見る時に、まず1997年の国連総会より「マフィアなどの国境を越える組織犯罪集団の犯罪を効果的に阻止する」という目的から検討が始まり、2000年の12月に、『越境組織犯罪防止条約』が採択され、日本政府も署名するに至りました。

しかし、翌年2001年9月11日に突然起こりましたニューヨーク、およびペンタゴンへの攻撃により、日本における共謀罪法案の内容が大きく変貌してきてしまいました。
 
それは当初、国際組織犯罪を防止する為の国連からの採択の趣旨が、この度の法案では、二人以上の人が話しあっただけで、すでにその行為が『犯罪』と成し得る、日本国内における緒活動への規制強化へと適用され行く様に変貌された、恐るべき法案であります。

それはこの度の共謀罪法案が大きく逸脱されて来た原因ともなりました、『同時多発テロ』と命名された事件に対しましては当初から様々なる疑問が提起され、この驚くべき犯罪の『真実』ということを究明し行く事は、死活的に重要なる事なのでありましょう。

ですから、その様にこの9.1事件を詳細に検討して行く事が必要であると共に、最近アメリカの研究者たちによる、この9・11事件に関する調査結果が報告されました。
 それは「9・11の真実を求める学者たち」(Scholars for 9/11 Truth)が「国際的共同体による検証と公開を要求」を発表されましたが、その声明文を同封させて貰います。

 さらに去る3月22日には三晩に渡り、アメリカのCNNにおきまして、この9・11事件におけるアメリカ政府による公式見解に対する疑惑のある事が指摘され、放映されるに至っております。

以上の状況を踏まえ、今日の世界の政治状況を大きく変えた、9.11の事件の本質を慎重に検証していただき、その上で日本国における共謀罪法案を廃案とする、誤りなき政策決定をしていただき、その上で、かつての我国や世界を焦土と化してしまった政治の同じ過ちを、二度と再び繰り返さなき様に、強く要望する次第です。
   
 
日本山妙法寺   僧侶 石橋 行受  合掌