ウェルカム・パーティー

lyra2006-05-13

 シェルビー、フローレンス、ノースカロライナアメリカ3クラブ合同)のアンバサダー19名をお迎えしてのパーティーが和やかに終わった。今回、ご高齢の方が多いせいか、とても静かな印象だった。
 入場されるときには、両サイドに一列に並んで拍手でお迎えし、そのあと、英語・日本語での双方の会長のご挨拶、今年度、こちらの新会長は初の女性会長だったけれど、あちらも、とても背の高い女性の方。そのあと、風呂敷とTシャツが全員にプレゼントされて各テーブルのホストとアンバサダーの紹介。あとは、ポトラックのバイキング形式のお食事で、今回も、会の方であらかじめ用意されたオードブルやお寿司に加えて会員が持ち寄った盛りだくさんの手料理、デザート、くだもの、お菓子などが、真っ白いクロスを敷いた長いテーブルに並んだ。それぞれが箸/カップ/ディッシュを持参することになっている。会員は、バラエティーに富んだ職業の方がたばかりなので話題も様々、言語も日本語、英語、ほんの一部フランス語などなど・・・
 ひとしきり、お食事を楽しんだあとは、余興。今回、驚かされたのは、いつも英語が堪能でアクティブにお世話役をされている女性が、日本舞踊を舞われたことだった。受付でいつもより幾分お澄まし顔で着物を着て立っておられたのは、こういうことだったんだ!素晴らしかった!それから、ハワイアン・ダンスのグループの方たちが20名ばかり、4,5人くらい〜10人くらいずつ、お衣装を変えて舞台でフラダンス。最後は、恒例の南蛮音頭。赤い半被姿で全員が輪になって踊る。

  お別れの際「 Have a good sleep! 」と声をかけたアメリカ女性からは
「Good night! Thank you for everything!」と満面の笑みが返ってきた。

 何度も繰り返してきたFFの行事。集まる方方のボランティア精神とお人柄の居心地の良さに最近はすっかり甘えて、ゴースト会員も同然で、最近は、デイ・ホストさえ、まともにはしてなくて、それでも、なんの居心地の悪さも感じさせずフレンドリーで暖かく、できるときにできる人ができることをするという束縛のない関係が維持されてきていることは驚嘆に値する。FFの人間関係は、ちょっと、他に類をみないくらいの質の良さだ。きょうも、参加させていただくだけで、ふわふわな気持ち良いエネルギーをたくさんいただいて帰った。

 こういう質の良い集まりの人間関係の中にいて、自分自身の居場所を確保し皆と何の違和感も抱かずに平穏な静かな人生を楽しむだけで満足してればいいものを、何を求めて3千里・・・魂の世界を彷徨って彷徨ってこころの旅をしていたんだなぁって、つくずくと思った。「悟った後も柳は緑 花は紅」というような文句を見たことがあるけれど、ここにいるボランティアの仲間たちの温かさ、親しさは、ちっとも変わらない。それでいて、そこにいるだけでは、どうしても落ち着いていられなくて、それは、家庭の中でも同じ。良い家族がいて幸せな家庭生活があって、それでも彷徨っていた魂の放浪の旅だった。それをどういう言葉でどういう文章で表現したらよいのか・・・もう、彷徨うのはやめよう・・・宇宙を彷徨い幾転生を経て「今、ここ」にいる。それでもう、十分ではないか・・・出逢うべき魂にもたくさん出逢ってきたような気もする。もう、彷徨うのはよそう・・・