フランスへの旅から帰って

 久しく、このブログ日記を閉じてしまっていた。そのことの理由は、今思い出しても心が痛むことなので、あえて説明をしないでおこう。神のみぞ知る。そう!その神の救いの御手によって、こうして、また、新しいページを開く勇気を与えられたのだから・・・
 ネット上での不愉快不可解な出来事の真っ只中で意識も混乱する中、落ち着いて旅の準備もできない状態だったけれど出発前までには何とか間に合って、6月7日の早朝、夫が新幹線の乗車駅まで自宅から車で優しい笑顔で見送ってくれた後、新大阪から、はるか15号に乗り継ぎ、お昼前、関西国際空港から、パリのCDG空港第2ターミナルへとJALのエール・フランス機材搭載の直行便で一っ飛び。久々の国際線にしばし日本での雨季も憂き事も忘れる想いで、昨年の秋から、南フランスに留学中の息子を訪ねての12日間の旅だった。それはまた、マリア様に導かれての巡礼の旅でもあった。そのことを示唆してくださった未だお目にかかったことはないけれど、「豊かさの女神と天使たち」のサイトなど数多くのスピリチュアルなサイトを運営され、また、実業家としても地元でヒーリングサロンを経営されている瀬戸武志さんという方には、こころから感謝している。旅先では、フランス人の温かさ、親切さを感じることができて、それはまた、日本女性としてとても嬉しい体験だった。ボンジュール!マダーム!コンニチワ!、みんな、とても愛想良く声をかけてくれた。
 それから、一般的に言われているフランス人が英語では応対してくれないというのも正しくはない。とても、わかりやすい英語で向こうから話しかけられたことが何度あったことか。そして、何度、息子と一緒ではないときの一人旅のピンチを助けられたことだろう。メルシー!メルシー!メルシー!

 前置きが長くなってしまった。それにしても、旅の途中から、何故か喉の調子が良くなくて咳が止まらなくなったのは、予想外だった。帰国してからも、それはしばらく続き、帰国直後の仕事上での研修にはマスクをして(これは、デモンストレーションで指名しないでね!という意思表示のつもり)出かけた程、声がでなかった。そのあとからは、寝ても寝ても睡眠不足が続くという身体の変調。そんな中で、7月から開始されるプチマリアスクールに備えての練習アチューメントが始まった。アチューメントは、フランスに行く前、5月の末にTAKESHIさんから一度伝授されたきりなので自信がなかった。でも、相互アチューメントの練習をさせていただくごとに、新しい世界が開いていくのを感じている。

 そして、そんな中、

「・・・・さて、しばらく奈良の山の奥に籠もって野菜作りに励んでいましたが、最近あることがきっかけで、
自分の中にあるものをもっとハッキリさせ、宣言する必要があると感じたので、宣言文を作りました。
宇宙への宣言の窓口として、”出雲ツアー”に参加された方たちに発信するつもりでいますが、
その前に、りーらさんに読んでもらって、感想がほしくって電話しました。

 実は、三年前の誕生日に人を介して、次のようなメッセージを宇宙からもらっていたのです。
真っ白い服を着た私が矢を射ようとしているビジョンで、
『まさに今あなたは矢を射ようとしている。 とってもすばらしい矢を。 あなたは矢を撃つときに来ている。』
というメッセージでした。

 何のことかさっぱり分からず、すっかり忘れていましたが、
この宣言文が実は宇宙への宣言の矢なんだと、そんな気がしています。・・・・」

というメールを2年半ぶりくらいの久々のお電話があったあとでいただいたのである。

 その日は、7日に予定していたアチューメントが、直前になってお相手の方に体調の変化があり、お互いに調整しあって10日に変更していた時のことで、とても不思議なシンクロのようなものを感じた。なぜなら、その「宇宙への宣言の矢」は、7月7日付けになっていたのだ。率直な感想を聞かせてほしいと一番先に知らせてくださったそうだ。そのことを光栄に感じながらも、外部との接触を絶ち山の中に篭って自らの内面を見つめて生活されている中で到達された境地の文章にどう感想を述べたらよいのかと戸惑いながらも感じた気ずきを述べさせていただいた。そして、きょう、公開用の「新しい宣言文」が添付ファイルにて届いた。わたしの方でも、昨夜の満月の「聖母マリア様の祈りの会」で、プチマリアの皆様との合同アチューメントに参加させていただく中で、とても力強いマリア様からのエネルギーを感じて身体中にまた新しい気力というか細胞が甦ってくるのを感じていた。
 ネット上でのトラブル(攻撃、破壊、遮断、断絶など)を経験し、すべてのこれまでの人間関係を一度白紙状態にしていたわたしにとって、

 「いま、ここからすべてが新しく始まる。

まず、わたしから始まる。何もかも、すべてがわたしから始まる。」

という言葉で終わる宣言文は、とても、力強いメッセージに響いた。この「わたし」というのは、個としての「わたし」という意味ではなく、「あなたは、わたし」という時の、「大いなるすべて」につながるものとしての意味で、りーらさんから始まるという意味でもあるんですよ。と、聖矢さんが言われた。そのときに、『天上のシンフォニー』の総合プロデューサーの町田さんと交わしたばかりの会話を思い出した。ルールドの泉のお水をお友達に分けてあげたら、「お水は転写できるから・・」と言われたと話したときに、「水は注ぐときの波紋から記憶を転写するので、くれぐれも、注ぐ方の水をミネラルウォーターにしないように」という目から鱗のようなアドヴァイスをいただいたばかりだったのだ。

 水が転写できるのなら、聖なる波動も人から人へと転写できる!なぜなら、人体の7割は水なのだから・・・そのことが、咄嗟に脳裏に天啓のように閃いた。
 この「転写」のアイディアは、聖矢さんも大いに賛同してくださった。この「宣言文」は、ご自身へのアファメーションであると同時に、3年前の出雲での儀式(イエス・キリストの時代に魂のご縁のある人たちが全国各地から集った)に参加した人たちに送りたいとおっしゃっていたのだけれど、りーらさんの方でも使ってくださいという許可をいただいているので、さっそく、久々に再開したブログで紹介させていただことにした。
  聖なる波動が伝わりますように・・・